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開発環境・社内システム

Tailscaleと個人のプライバシーについて

会社のシステムに接続するために使っているTailscaleで、会社から何が見えて何が見えないのかの説明。

Tailscale は、離れた場所にあるパソコン同士を、暗号化された社内LANのようにつなぐツールです。 物件ダッシュボードや開発サーバーへ安全にアクセスするために使っています。

結論

Tailscale は監視ソフトではありません。画面・ファイル・ブラウザ履歴・キー入力・カメラ・マイク・インストール済みアプリを見る機能は、 そもそもTailscaleに実装されていません。会社側から見えるのは「つながっているかどうか」という接続情報だけです。

見えるもの・見えないもの

会社の管理画面に出るもの 絶対に見えないもの
  • パソコンの名前・OS・Tailscaleのバージョン
  • Tailscale用のIPアドレス(100.x.x.x)
  • 最後に接続した日時/接続中かどうか
  • ログインに使ったアカウント(メールアドレス)
  • 接続元のIPアドレス(おおよその所在地が分かる程度)
  • 画面、キー入力、カメラ・マイク
  • パソコン内のファイル、写真、書類
  • ブラウザの履歴、開いているタブ
  • インストールしているアプリ
  • 通信の中身(端末同士で暗号化されており、会社もTailscale社も中身を読めません)

ふだんのネット利用は会社を経由しません

Tailscaleを入れても、普通のネット閲覧・私用のアプリ・動画・買い物などの通信は、会社側を一切通りません。 会社を経由させる設定(Exit Node)は本人が自分で選ばない限り有効になりませんし、会社が遠隔で勝手に有効にすることもできません。 Tailscaleを通るのは、会社の社内システムに向けた通信だけです。

会社側から皆さんのパソコンへ入ることはできません

アクセス制御(ACL)は「皆さんのパソコン → 会社のサーバー」の一方向だけにします。 逆向き(会社 → 皆さんのパソコン)を許可する設定は書きません。Tailscaleは許可を書いていない通信をすべて拒否するので、 設定の運用ではなく仕組みとして到達できない状態になります。遠隔操作(Tailscale SSH)も使いません。 この設定の適用状況は下の「現在の設定状況」に随時記載します。

さらに念のため、各自で着信を全部拒否する設定を有効にしてください。これを入れると、 設定ではなく仕組みとして外部から接続できない状態になります。ターミナルで次の1行を実行するだけです。

tailscale up --shields-up

やり方が分からなければ鳥越に聞いてください。こちらで一緒に設定します。 この設定を入れても、会社のシステムへの接続はこれまでどおり使えます。

いつでも切れます

もっと分けたい場合

私物のパソコンを直接つなぐことに抵抗がある場合は、開発用の仮想環境(VM・devcontainer)の中にだけTailscaleを入れる方法もあります。 この場合、パソコン本体は会社のネットワークにまったく載りません。希望があれば個別に対応しますので申し出てください。

現在の設定状況(2026年8月26日時点)

隠さず正直に書いておきます。上に書いた仕組みのうち、まだ作業中のものがあります。

だからこそ、各自で --shields-up を入れてください

上の3つはいずれも会社側の設定です。それに対して tailscale up --shields-up皆さんの端末の中で完結する防御で、会社側の設定がどうであっても外部から接続できなくなります。 会社の設定を信用するかどうかに関係なく効くので、作業中の今こそ入れておいてください。

会社側の運用ルール(約束事)

不明な点や不安な点があれば、遠慮なく鳥越まで確認してください。