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業者間サイト照合ツール 実務マニュアル

物件名を入力するだけで、業者間流通サイト4つ(ITANDI BB/いえらぶBB/いい生活Square/レインズ)に掲載されているかどうかをまとめて調べてくれるツールです(準備中のATBBを含めると5サイト対象。ATBBは現在対応準備中のため「準備中」と表示されるだけで、異常ではない)。物件を複数まとめて調べる機能や、ITANDI BB・いえらぶBBの内見予約を自動で送信する機能もあります。パソコンの操作に慣れていない方でも、このページの手順どおりに進めれば使えます。

STEP 1
1

使う前に知っておくこと

  • このツールは会社のMac(鳥越のMac)にすでにインストールされている。使うときは、そのMacの前に座って操作する。
  • 自分の個人のパソコンやスマホでは使えない。必ず会社のMacで作業すること。
  • ここから先は、すべて「会社のMacの前に座っている」前提で説明する。
STEP 2
2

ターミナルを開く

  • 「ターミナル」とは、文字を打ち込んで命令を実行するための画面のこと。このツールはターミナルから使う。

開き方

  • キーボードの ⌘(コマンド)キーと スペースキーを同時に押す。
  • 画面の上のほうに、文字を入力できる細長い検索欄(Spotlight検索)が出てくる。
  • そこに「ターミナル」と入力する。
  • Enterキーを押す。
黒っぽい(または白い)ウィンドウが開けば成功。これが「ターミナル」。
STEP 3
3

作業する場所に移動する(おまじない)

  • ターミナルを開いたら、まず下の枠(グレーの部分)を丸ごとコピーして、ターミナルに貼り付けてEnterキーを押す。
cd /Users/yut/bukken-check
  • これは「これから作業するフォルダに移動してください」というおまじないだと思ってよい。意味を理解する必要はない。
⚠ 重要:ターミナルを開き直したとき、他の作業をしたあとにこのツールに戻ってきたときは、必ずこのおまじないを最初にもう一度打つ。以降のSTEPで出てくるコマンドは、すべてこの後に続けて実行する前提で書かれている。
STEP 4
4

物件を調べる

  • 下の枠を丸ごとコピーして、ターミナルに貼り付けてEnterキーを押す。
cd /Users/yut/bukken-check
python3 check.py "グランドメゾン新宿"
  • グランドメゾン新宿 の部分(オレンジ色の太字のところ)だけ、実際に調べたい物件名に書き換える。ここだけ実際の物件名に書き換える。ダブルクォート(")はそのまま残す。
⚠ よくある間違い
  • 物件名を囲む記号は、半角の "(ダブルクォート)を使うこと。
  • 全角のスペースや、全角の「"」のような全角記号を使うと動かない。日本語入力のまま記号を打つと全角になっていることがあるので注意。
打ち間違えても大丈夫。deleteキーで文字を消してから、もう一度正しく打ち直せばよい。壊れることはないので安心してよい。

号室まで指定したいとき

cd /Users/yut/bukken-check
python3 check.py "グランドメゾン新宿" --room 201

4サイト+準備中のATBBのうち特定のサイトだけ調べたいとき

cd /Users/yut/bukken-check
python3 check.py "グランドメゾン新宿" --site itandi,ielove
  • サイト名は itandi / ielove / es(いい生活)/ reins(レインズ)/ atbb(ATBB・準備中)から必要なものをカンマ区切りで指定する。省略すると4サイト+ATBBすべてを調べる。
  • ATBBは現在対応準備中のため、指定しても結果は「準備中」と表示されるだけになる。エラーではないので気にしなくてよい。

レインズで都道府県を指定したいとき

cd /Users/yut/bukken-check
python3 check.py "グランドメゾン新宿" --site reins --pref 神奈川県
  • --prefを省略すると「東京都」で検索される。レインズ以外のサイトでは無視される。
STEP 5
5

物件を複数まとめて調べる(バッチモード)

  • 物件が何件もあるときは、1件ずつコマンドを打たなくても、まとめて一度に調べられる。

物件名を並べて指定するとき

cd /Users/yut/bukken-check
python3 check.py "物件A" "物件B" "物件C"

物件名を書いたファイルを使うとき

  • あらかじめ物件名を1行に1つずつ書いたテキストファイル(例: list.txt)を用意しておく。行の先頭に「1.」「2.」「③」のような番号が付いていても、自動で取り除かれるのでそのままでよい。
cd /Users/yut/bukken-check
python3 check.py --file list.txt
結果は物件ごとに1件ずつ表示されたあと、最後に「=== サマリー ===」という一覧表がまとめて出る。表の中は =掲載あり、×=掲載なし、「要ログイン」=ログインし直しが必要、「準備中」=ATBB(対応準備中。異常ではない)、「エラー」=失敗、を表す。
⚠ まとめて調べられるからといって、何十件も一度に流し込まないこと。サイトに負荷をかけたり、アカウントが止められてしまったりするおそれがあるため、数件〜十数件程度の常識的な範囲にとどめる。
STEP 6
6

結果の読み方

表示意味
掲載あり(found掲載あり。建物名・部屋番号・賃料・元付/管理会社などが表示される。
掲載なし(not_found掲載なし。
未ログイン(no_login)→ STEP7へまだログインしていない状態。
要再ログイン(login_required)→ STEP7へセッション切れ等。
準備中(preparingATBBのみ。対応準備中の表示であり異常ではない。
エラー(error失敗。もう一度実行してみて、それでも直らなければ鳥越に連絡する。

実際の表示イメージ(ダミー物件名の例)

$ python3 check.py "グランドメゾン新宿"

物件名: グランドメゾン新宿
  [ITANDI BB] 掲載あり -
    - グランドメゾン新宿 305号室 | 12.0万円 | ○○不動産 | FAX 03-1234-5678
  [いえらぶBB] 掲載なし -
  [いい生活(いい生活Square)] 未ログイン - ログインセッションがありません。先に python3 login.py es を実行してください(STEP7参照)
  • 上のようにサイトごとに1行ずつ結果が表示される。「掲載あり」の行には建物名・部屋番号・賃料・元付/管理会社などの詳細も一緒に表示される。
  • 調べた結果は自動的に記録が残るので、自分でメモを取る必要はない。
STEP 7
7

ログインし直す(login_requiredが出たとき)

ITANDI BB・いい生活Squareの場合

  • 下の枠を丸ごとコピーして、ターミナルに貼り付けてEnterキーを押す。
cd /Users/yut/bukken-check
python3 login.py itandi

いい生活Squareの場合は、代わりに es を使う。

cd /Users/yut/bukken-check
python3 login.py es
  1. コマンドを実行すると、ブラウザが自動で開く。
  2. いつもどおり、ID・パスワードを入力してログインする。
  3. ログインできたら、ブラウザのウィンドウを✕(閉じるボタン)で閉じる。それだけで自動的にログイン状態が保存される。特別な操作は不要。
一度ログインしておけば、次からは毎回ログインし直す必要はない。login_requiredが出たときだけ、この手順をやり直せばよい。

いえらぶBB・レインズの場合

いえらぶBB・レインズはログイン情報が管理者(鳥越)によって設定済み。社員は何もする必要はない。もしlogin_requiredが出続ける場合は、自分で直そうとせず鳥越に連絡する。
⚠ レインズは指定流通機構の会員専用システムであり、通常のサイトより利用ルールが厳しい。自分のアカウントで勝手に別の使い方をしたり、他の人に使わせたりしないこと。
STEP 8
8

内見予約を自動送信する(book.py)

  • ITANDI BB/いえらぶBBに掲載されている物件は、内見予約フォームへの入力・送信を自動で行うこともできる。
  • いい生活(es)・レインズにはオンライン内見予約の仕組みが無いため対象外。従来どおりviewing-faxでのFAX送付ルートを使うこと。
⚠⚠ 最重要の注意 ⚠⚠
  • 今のところ、確認画面まで進む「dry-run(お試し)」でしか動作確認できていない。実際に送信するところまでは、まだ誰も試したことがない。
  • そのため、必ず最初は--dry-runを付けて試すこと。
  • 本当に送信する(--dry-runを付けずに実行する)ときは、事前に必ず鳥越に確認を取ってからにすること。自己判断で実送信しないこと。

まずはお試し(dry-run)で確認

cd /Users/yut/bukken-check
python3 book.py "グランドメゾン新宿" --room 201 --datetime "2026-07-20 14:00" --dry-run
  • 物件名号室日時(「YYYY-MM-DD HH:MM」の形式)をオレンジ色の部分だけ実際の内容に書き換える。
  • --dry-run付きなら、確認画面まで進んで止まり、実際の送信はされない。確認画面のスクリーンショットが自動で保存される。
  • --siteを省略すると、ITANDI BB→いえらぶBBの順に試し、最初に確認画面まで到達できたサイトで止まる(二重に予約されないようにするため)。特定のサイトだけ試したいときは--site itandiのように指定する。

実際に送信するとき(鳥越の確認後)

cd /Users/yut/bukken-check
python3 book.py "グランドメゾン新宿" --room 201 --datetime "2026-07-20 14:00"
--dry-runを付けずに実行すると、ユーザーへの確認なしでそのまま送信まで自動実行される。打ち間違いがないか、送信前によく見直すこと。

事前準備について

案内担当者・顧客属性の情報(.envNAIKEN_*)は管理者(鳥越)が設定するもの。社員が案件ごとに人数や属性を変えたいときは--visitors--customer-ageなどのオプションで上書きできるが、使い方が分からなければ無理に触らず鳥越に相談する。

送信結果の確認

  • 実行すると予約送信完了送信失敗要手動確認などの結果が表示される。
  • 要手動確認が出た場合は、成功したか失敗したか自動判定できなかったという意味。logsフォルダに保存されたスクリーンショット(送信直前・直後)を確認するか、鳥越に連絡する。
  • 送信の履歴はすべて自動でlogs/naiken_book.jsonlに記録される。自分でメモを取る必要はない。
困ったときの対処表
症状対処
赤い英語がいっぱい出た(エラーが出た) あわてなくて大丈夫。もう一度、同じコマンドを打ち直してみる。それでも同じ症状が出るなら、自分で直そうとせず鳥越に連絡する。
何も起きない・反応がない 少しの間(数十秒程度)そのまま待ってみる。動きがなければEnterキーをもう一度押してみる。それでも変わらなければ、自分で直そうとせず鳥越に連絡する。
1分以上待たされる いい生活(es)は仕組み上、最大60秒ほど待つことがある。これは正常な動作なので、そのまま待ってよい。それ以上待っても終わらない場合は、自分で直そうとせず鳥越に連絡する。
login_requiredと表示される STEP7の手順でログインし直す。いえらぶBB・レインズで出続ける場合は、自分で直そうとせず鳥越に連絡する。
結果がおかしい・いつもと様子が違う 自分で直そうとせず鳥越に連絡する。
book.pyで要手動確認と表示される 自動では成功・失敗を判定できなかったという意味。logsフォルダのスクリーンショットを確認するか、自分で判断せず鳥越に連絡する。
注意事項