会社の登記事項証明書(履歴事項全部証明書)の取り方

契約・申込・助成金・口座開設・官公署への申請などで「会社の謄本を出してください」と言われたときの手順。最終確認 2026年8月28日

まず、いちばん間違えやすいこと

登記情報提供サービスで取ったPDFは「証明書」ではない。あれは閲覧用のデータで、官公署への提出には原則使えない。安く早く取れるので便利だが、提出先によっては突き返される。

書類見分け方官公署へ出せるか
登記情報提供サービスのPDF冒頭が「◯年◯月◯日 ◯時◯分 現在の情報です
登記官の証明文も職印もない
不可
履歴事項全部証明書末尾に「これは登記簿に記録されている事項の全部であることを証明した書面である」+登記官の職印これが正式

ただし提出先によっては閲覧用データでも通る。実例:東京都主税局の都税証明の郵送申請(固定資産評価証明)では、法人の資格確認書類として登記情報提供サービスの出力の印刷で差し支えないと回答があった(2026-08-28・都税証明郵送受付センター 03-3812-3246)。
つまり「官公署だから必ず証明書」ではない。取りに行く前に提出先へ一本聞けば、600円と往復が省ける場面がある。

民間の申込(不動産の入会申込など)は前者で通ることが多いため、「謄本は取ってある」と思っていても中身が閲覧用データのことがある。提出前に必ず冒頭の1行を見る。

どの証明書を頼むか
取り方は3つ
1
法務局の窓口(いちばん早い・即日)
1通600円。申請書に商号・本店・請求通数を書いて、収入印紙を貼って出す。会社の印鑑は不要で、誰でも他社の分も取れる。
全国どの法務局でも取れるので、近い庁でよい(新宿なら東京法務局新宿出張所)。
2
オンライン請求 → 郵送で受取
1通500円。登記・供託オンライン申請システムから請求する。数日で届く。
3
オンライン請求 → 法務局窓口で受取
1通480円。いちばん安い。ただし受取に行く必要がある。

オンラインは初回にIDの登録と支払方法の設定が要るので、今すぐ1通だけ欲しいときは窓口が結局いちばん速い

提出するときの注意
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